
大学職員への転職を考えているんだけど、大学職員ってどうなの?
転職って難しいの?どうしたら上手くいくの?
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・大学職員に向いている人がわかります
・大学職員に転職するためのステップがわかります
・大学職員へ転職するための具体的な対策を知ることができます
本記事の信頼性


2人の現役職員が新卒・中途採用それぞれの立場から紹介していきます。
今回は、「大学職員への転職」についてご紹介します。
本記事は「大学職員に転職するためのステップ」を知りたい方におすすめです。
大学職員としての道を歩むには、どのような人が向いているのでしょうか?
逆に、大学職員に向いていない人はどんな人でしょうか。
大学職員への転職を検討する際には、給与や待遇だけでなく、あなた自身の適性や志向も考えてみてください。



大学職員への転職に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
大学職員の仕事とは
大学職員のイメージってなんでしょうか?
- 楽そう
- ノルマ無し
- 出世争いなし
- 転勤なし
- その割には給料が高い
こんなイメージを持っているのではないでしょうか。
実情は大学によって多少異なることもありますが、現在転職を考えている方からすれば、これらの項目に当てはまることが多いのが大学職員です。



本記事では、実際に民間企業から転職を果たした実体験と、転職組同僚の話を踏まえて、大学職員に転職するための道のりを紹介していきます。
大学職員に向いている人ってどんな人?
まず、待遇も良くて仕事も楽なんだ。
と思っても大学職員に向いていなかったら転職はおすすめしません。
以下の大学職員に向いている人の像を確認しておきましょう。
- 教育業界に興味がある人
- 仕事をコツコツを成し遂げることができる人
- 自分の実績が全てではなく、全体最適のために力を発揮できる人
- 学生の成長に喜びを感じられる人
とこんな感じでしょうか。
これらの像は、割と就職サイトや表向きの説明会などで言われる特徴だと思います。
もう少し本音ベースで考えてみましょう。
- 営業成績などの実績を求められるのが嫌な人
- ライフワークバランスも考えて、平穏な暮らしがしたい人
- ある程度落ち着いた仕事をしたいけど、年収も気になる人
もし、これらの1つでも当てはまっていたら、現職を捨て、大学職員を目指しましょう。



大学職員になればこれらのことが達成される可能性が高いです。


大学職員に向いていない人
逆に大学職員に向いていない人はどのような人でしょうか。
先ほどの大学職員に向いている人の逆を言えば良いでしょうが、少し考えてみましょう。
- 営業成績で年収をバリバリ上げたい人
- 自分の案をスピード感をもってどんどん改善したい人
- BtoBの仕事をしたい人
このあたりを転職の要素としてもつ人は大学職員には向いていないかもしれません。
転職などで自分に合う業種を探しましょう。
大学職員のやりがいとは
大学職員の一番のやりがいは、学生の成長や学問の発展に貢献できることです。
そんなの綺麗ごとでしょ?
と思うかもしれません。
確かにちょっと生意気な学生や高圧的な教員から無理難題を言われることもあります。



それでも卒業生や大きなイベントの後はなかなかの達成感があります



公務員からの転職組が同僚にいますが、学生との交流やその成長に触れるときはやりがいを感じるようです。
逆にいうと部署ごとに自分でやりがいを見出せない人は待遇は良くても辛いかもしれません。
大学の雰囲気的に新しいことに取り組もう、チャレンジしよう。という大学であれば良いのですが、いわゆるルーティンだけで乗り過ごそう。という大学はやばいです。
仕事もつまらないし、何より少子化のこのご時世では、大学ですら淘汰される時代です。


大学職員って本当に給料が高いの?
転職をされるときに1番に確認することは給料などの待遇面ではないでしょうか。
以下のような項目を気にすることはあると思いますが、やはり給料や待遇は一番気になると思います。
- 業務内容
- 仕事へのやりがい
- 出世争い
- 職場の雰囲気
私立大学職員の平均は730万円です。
40歳を越えると、1000万円を越える大学もあるぐらいです。



ちなみに、国立大学法人の職員は500万円から600万円程度です。
仕事のやりがいや目的など大きな理由がなければ、私立大学職員を目指しましょう。


国立大学法人職員と私立大学職員の違い
国立大学と私立大学の職員での職務内容には差があります。
まず、設置者が異なります。
・国立大学:国
・公立大学:地方公共団体
・私立大学:民間の学校法人
この設置者の違いによる一番の違いは、大学の主な収入源だと思います。
国立大学や公立大学は、補助金(いわゆる税金)で運営されている部分が大きい一方、私立大学は学費収入が主な収入源となります。



私立大学は学生の確保に非常にシビアになっていますが、職員の待遇面は私立大学の方が高い傾向にあると言えます。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、興味がある方はこちらをご覧ください。


大学職員になるために1番大事なこととは?
前置きが長くなりましたが、大学職員へ転職するためにはどんなことをすれば良いのでしょうか。
まず前提として、大学職員の採用枠は非常に少ないです。
新卒採用が100名~1000人規模の大企業と比べると狭き門であることがわかります。
そして、もちろん大学によって異なりますが、
転職採用については、年間に数名もしくは年度によっては”ゼロ”です。
結局大学職員になれないじゃないか!?と思われるかもしれませんが、このページでは、少しでも大学職員の転職活動で有利となる情報をお届けします。
そして、この狭き門をくぐり抜けるには、それ相応の対策が必要です。
本サイトを見て、大学職員への道のりを最短で進んでください。
大学職員へ転職するための情報収集
大学職員の採用枠が少ないということで、限られた求人状況は絶対に見逃してはいけません。
こちらのページに毎週大学職員の求人情報を掲載しているので、必ずチェックしておきましょう。


こちらの記事は、各大学のHP、マイナビ転職・リクナビNEXT・dodaの情報を基に作成しています。
ここまでの記事を読んで、少しでも大学職員に興味がある方は、これらの転職サイトは必ず登録するようにしましょう。





あとで〆切期日が過ぎてしまったという後悔だけはしないようにしましょう。
大学職員に転職するための勉強とは
結論からいうと、特別な勉強は必要ありません。
そんなんで受かるのか?と思われるかもしれませんが、大学職員になるために1番大事なことがあります。
この大学職員という仕事は皆さんが学生時代にイメージした、窓口業務をしてくれるちょっと態度の悪いおじさん。というイメージでは通用しません。
転職活動をするうえで、業界のリサーチは当たり前だと思いますが、大学職員という業界はとても特殊です。まずは大学職員が何をしているか。
ということをしっかりと勉強することが大切です。
なんらかの資格が必須条件ということではないからこそ、普段大学職員がどんなことをしているか。
全体の組織図を勉強することはもちろん、大学職員が抱えているであろう課題や、その課題に対する自分自身の考え方まで整理をしていく必要があります。


大学職員に第二新卒で採用されるなら
大学職員への転職という方法の中には、第二新卒という選択肢もあります。
これは、新卒入社後3年間は新卒の採用枠で応募ができます。



既卒の採用枠は1名だったりするのに対して、新卒枠は10名程度あることが多いので、3年目で転職を考えている人は第二新卒枠が狙い目です。
以下のページで、第二新卒を取り扱っている主な大学を第二新卒に関する情報を取り扱っているので、興味がある方はこちらもご覧ください。




・企業追加・並び替え・削除がボタン一つでできる
・直近〆切が近いものがすぐにわかるので、対応漏れがない
・グーグルカレンダーとも連携ができる
大学職員へ転職するための試験対策
大学職員になるために特別な勉強は必要ないと言いましたが、大学職員への試験対策は必要です。
大学職員への転職で必要なものは主に以下の項目です。
- エントリーシート(動画選考含む)
- 面接対策
- 小論文対策



総合職では特に特別なスキルよりもこの対策が重要になってきます
大学職員へのエントリー
まずは面接に臨むまでのエントリーシートです。
大学職員の応募は採用枠と比べると非常に多い応募があります。
そのため、適当に書いて面接までいけなかった。
ということは絶対に避けましょう。



大学職員のエントリー突破にはコツがあります。独学で臨むのは非常に危険です。





最近は動画選考を取り入れる大学も増えてきました。


新卒用の記事ですが、大学職員を目指す方なら参考になると思います。
大学職員になるための面接対策
そしてやはり大きなウエイトを占めるのが面接です。
既卒採用用の面接対策記事については現在作成中ですが、こちらの面接官から志望動機の考え方がとても大切となります。



志望動機の考え方がしっかりしていれば面接も非常に有利になります
大学職員になるためのエージェント登録
最後に大学職員になるためにエージェント紹介をします。
先ほども紹介しましたが、大学職員になるためには転職求人情報をキャッチすることが大切です。


そして本気で大学職員を目指すなら、エージェント登録をおすすめします。
やはり自分だけでは限界があります。
合格するライバルはしっかりとエージェント登録をし、自分の強みや弱み、大学職員に受かるための考え方や情報を仕入れています。



私もはじめは独学で選考を進めていましたが、エージェント登録で自分の足りない点を補完することで採用を掴みとることができました。
まとめ
いかがでしょうか。
大学職員に向いている人
- 営業成績などの実績を求められるのが嫌な人
- ライフワークバランスも考えて、平穏な暮らしがしたい人
- ある程度落ち着いた仕事をしたいけど、年収も気になる人
大学職員に向いていない人
- 営業成績で年収をバリバリ上げたい人
- 自分の案をスピード感をもってどんどん改善したい人
- BtoBの仕事をしたい人
などについて紹介しました。
また、転職対策ではエントリーシート、面接、小論文の対策が必要で、情報収集が欠かせません。
第二新卒枠やエージェント登録についても検討しました。



もし、もっと知りたいという方はお問い合わせまでご連絡してください。