就活での動画選考の対策がわかりません。
どうすれば選考を通過することができますか?
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・動画選考の攻略法がわかります
・動画選考で面接官が特に見ている項目がわかります
本記事の信頼性
2人の現役職員が新卒・中途採用それぞれの立場から紹介していきます。
今回は、大学職員の動画選考対策についてご紹介します。
実際、採用担当をしている中で、学生時代やってきたことはほとんど変わらないのに、採用結果はまったく異なる結果になることは多々ありました。
現職の大学職員が見ているポイントや採用にあたっての対策をお伝えします。
本記事は「動画選考で絶対に通過したい人がとるべき対策」を知ることができます。
まず動画選考という手法は海外では既に多くの企業が導入している選考手法で、日本でも近年急速に導入する企業が増えているようです。
この動画手法については、企業のメリットだけでなく学生目線でもメリットが多くあります。
動画選考をする企業側のメリット3点
まず企業が動画選考を実施するメリットと意図について紹介します。
大きくはこの3点があります。
・採用活動の効率化を図りたい
・エントリーシート以外の本人の魅力を知りたい
・日本中から応募者を募りたい
それぞれについて紹介していきたいと思います。
採用活動の効率化を図りたい
人気の高い企業や採用枠の多い企業には毎年多くの応募があります。
またChatGPTなどのAIの台頭によりエントリーシートだけでは差を見出すことができません。
エントリーシートを見て良いなと思った学生を実際に面接してみたらイマイチだったり、その逆もあったりと、これまでの書類選考に動画選考も含まれる形が一般的となってきました。
採用担当者もエントリーシートとにらめっこするよりも動画を見て判断した方が選考時間の削減にも繋がっています
エントリーシート以外の本人の魅力を知りたい
特に大学職員の仕事というのは人柄が非常に重要になってきます。
ESの内容も大事ですが、その人の人柄は面接などを通して徹底的に見ていきます。
自分の大学に馴染むことができるか、周りと協力して仕事ができる人か、
といったことを注視しているので、ESではちょっと微妙でもその人柄が評価はガラリと変わることがあります。
書類だけでは伝わらない動画選考が増えるのは自然な流れでもありますね
日本中から応募者を募りたい
学生の中には、地方に住んでいながらも就職先は都心や大都市に就職したいと考える人も多いです。
しかし、就職活動の度に毎回地方から移動することは金銭的にも非常に厳しいものになります。
動画選考を取り入れることにより、地方学生の参加も積極的に行うことができます。
動画選考をする学生側のメリット
学生に動画選考を実施するメリットがあります。
・書類では伝わらない自分の魅力を伝えることができる
書類では伝わらない自分の魅力を伝えることができる
エントリーシートだけで自分の魅力を伝えることは非常に難しいです。
自分の良さを文字だけで伝えるなんて不可能ですよね?
そこで動画とはいえ、実際に自分の顔を見てもらいながら、自分の言葉で採用担当者に自分の魅力を伝えることができる機会というのは非常に大きいです。
一方で自分の魅力を伝えることができる動画選考ですが、その分比重も大きくなってきているので、対策は絶対にマストとなっています。
動画選考には攻略法がありますので、これから紹介する項目については必ず実践しましょう。
動画選考を通過するにはコツと対策方法がある
ここからは動画選考の対策について紹介します。
動画選考にはコツがあります。
動画選考を通過したい方はここは必ずカバーしておきましょう。
動画選考を通過するための事前準備
まずは事前準備です。
1.撮影は正面からスマホは固定する
2.制限時間は必ず守る
3.原稿は時点に用意しておく
これは見れば大体わかると思います。
撮影は正面からスマホは固定する
これについては、ほとんどの人は大丈夫ですがたまにいます。
SNSで自分の良い角度を知っているリア充がやるスタイルですが、就職活動では厳禁です。
どんなに良い動画でも一発退場の可能性が高いです。
喋るたびに手振れもしますので、減点対象となります。
制限時間は必ず守る
これは長すぎても短すぎても良くないです。
しっかりとテーマに沿って、制限時間いっぱいで自分の魅力を発信しましょう。
原稿を事前に準備しておく
先ほど時間いっぱい使うことを書きましたが、やはりそのためには現行がないとなかなか難しいです。
人間どうしても暗記をするには限界があります。
1分間スピーチはだいたい300文字程度と言われているので、以下に少ない文字数を時間内でしっかりと伝えることができるかが重要です。
仕様によっては制限時間で切れてしまうものもあるので、最後の締めの言葉が入らないなんてそんな残念なことはありません。
動画選考でライバルと差をつける7つのこと
事前準備ができたら実際の撮影に入ります。
動画選考でライバルと差をつけるにはここを注意してください。
・とにかく表情は笑顔でハキハキと
・原稿を作っても読まされるな
・構成には注意
・動画には工夫をいれる
・具体的なエピソードには数値を入れる
・エピソードは大学時代のものが良い
・勉強を頑張っただけではない自分なりのエピソードを考える
当たり前だろ。
と思う項目もあると思いますが、これを全て網羅できている動画はなかなか見ることはできません。
実際に私がアドバイスをした動画はこれまで9割以上が通過をするという実績があります。
逆に言えば、この項目をしっかりと網羅することができていれば、大抵の動画選考は通過することができます。
とにかく表情は笑顔でハキハキと
基本中の基本です。
しかし、意外とできていない人が多く、どうしても緊張をすると真顔でツラツラと話してしまいます。
というためには笑顔でハキハキと伝えることが大切です。
原稿を作っても読まされるな
先ほど事前準備で原稿を作ることを紹介しました。
原稿は絶対に作った方が良いですが、それをそのまま丸読みしてはダメです。
一言一句原稿を読む必要はありません。
実際には微妙に言い回しが違っても問題はありません。
大事なのは、自分が心からそう思って喋っているか。をいかに自然に伝えることが大切です。
エントリーシートの文字では伝わらなかったその熱意を面接官は動画で見たいのです。
そう思ったら原稿を丸読みして強弱もないコメントには心を動かないですよね。
構成には注意
原稿を作る際の構成はこのルールを抑えてください。
学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)について教えてください。
・まずは結論
⇒私が学生時代に最も力を入れたことは〇〇です。
・具体例
⇒具体的には、私は△△いった理由から、▢▢ということに挑戦してみたいと思い、〇〇をはじめました。
最初は××といった理由からうまくいかないこともありましたが、★★といったことに注意し、努力を行った結果、※※といった成果を上げることができました。
・改めて結論、それをどう生かしていくのか
⇒以上のことから、私が学生時代に最も力を入れたことは〇〇です。そしてこのことは、◎◎といった理由から、御社(御校)に入社(入職)した際にも、※※といった点から貢献できると思っています。
こんな構成を考えてみましょう。
ただ頑張ったことを伝えるだけではなく、だからこういったことで貢献できる。
といったアピールをすることが大事です。
動画には工夫をいれる
60秒間ただ喋るだけだと面接官も飽きてしまいます。
1日に何十・何百といった動画を見ているので、見逃されてしまうのが1番怖いです。
そのため、動画を撮る際には良い印象を残すための工夫をすることをオススメします。
私が実際に見た工夫はこんなところです。
全てをマネする必要はありませんが、何か1つでも工夫を入れましょう。
- 実際に入賞した際の賞状やトロフィーを用意する
- 実際に活動をしている写真を用意する
- 自分の所属や名前を書いたスケッチブックを用意する
- ノートPCなどを使ってプレゼン方式とする
どれが正解かということはありませんが、自分の動画にあった工夫が1つでもできると印象に残りやすいと思います。
具体的なエピソードには数値を入れる
面接と同様ですが、具体的なエピソードには数値を入れるようにしましょう。
英語を頑張って成長することができました。
英語を頑張りました。TOEICが400点だったものが900点になりました。
この2つのエピソードを聞いて、どちらの方を評価したいですか?
また、
〇〇といった取り組みを行った結果、昨年から売り上げが30%上昇しました。
具体的な数値があることで、その成果が伝わりやすくなったと思います。
成果を伝える際には具体的な数値を入れることも考えましょう。
エピソードは大学時代のものが良い
学生時代に頑張ったことについては、大学時代のものが良いです。
面接官は自慢話を聞きたいわけではありません。
そのため、できるだけ今の自分に近い大学時代の方がイメージがしやすいです。
中学時代に頑張ったエピソードはよほど凄い内容であれば別ですが、
普通の内容だと、そうなんだ、今のあなたはどうなの?大学時代に他に頑張ったことはないの?
と評価をしてくれないことが多いです。
勉強を頑張っただけではない自分なりのエピソードを考える
大学職員の自己PRでは、大学時代に学業を頑張った。
というエピソードを使う人がいます。
学年で〇位だった。GPA3.5だった。
そのために~をして、・・・といったエピソードです。
確かに立派なことで評価もしますが、社会人は勉強の成績を競っているわけではありません。
社会人は人といかに共存ができるか、調整ができるか、周りが見えるか。そういった観点が必要です。
特に大学職員は個人の能力以上にここを見られることが多いです。
学生対応や教員対応、各種ステークホルダーとうまくやっていけるかな?
社会性もあって、学校の成績も良い。
という+αの要素としてアピールできると良いと思います。
大学職員のなり方
大学職員を本気で目指すならしっかりと対策を行うことが必須です。
採用人数が限定される大学職員だから、入念な準備が必要です。
逆に言うと、準備さえできていれば選考を進めることができるのも大学職員の特徴です。
≪新卒≫
≪第二新卒≫
≪既卒≫
まとめ
いかがでしょうか。
動画選考をする企業側のメリット3点
- 採用活動の効率化を図りたい
- エントリーシート以外の本人の魅力を知りたい
- 日本中から応募者を募りたい
動画選考でライバルと差をつける7つのこと
- とにかく表情は笑顔でハキハキと
- 原稿を作っても読まされるな
- 構成には注意
- 動画には工夫をいれる
- 具体的なエピソードには数値を入れる
- エピソードは大学時代のものが良い
- 勉強を頑張っただけではない自分なりのエピソードを考える
これらのことは網羅しつつ、動画選考に臨んでくださいね。
もし、もっと知りたいという方はお問い合わせまでご連絡してください。